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「優待廃止」のニュースを見て、私は焦らなかった
2026年2月27日、三菱マテリアル(5711)が株主優待制度の廃止を発表した。
日経・ZAIなど各メディアが一斉に「優待廃止」と報じ、SNSでは失望の声が広がった。
だが私の手元には、その数日後、一通のハガキが届いていた。
差出人は三菱マテリアル株式会社 貴金属部。そこにはこう書かれていた。
「2026年7月1日以降もこれまでと同内容の優待を継続させていただきます」
世間が「廃止」と騒ぐ中届いた継続の通知。これが何を意味するのか、解像度を上げて整理する。

1. 執行状況(2026年3月時点)
そうです。こんな感じで更新します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | 三菱マテリアル(5711) |
| 口座 | NISA成長投資枠 |
| 保有数 | 1株 |
| 取得単価 | 2,200円(2025年6月23日) |
| 現在値 | 5,179円(2026年3月7日時点) |
| 評価損益 | +2,979円(+135.40%) |
| 直近配当 | 50円(2025年9月30日) |
| 年間配当(見込み) | 100円 |
| 配当利回り(取得単価比) | 約4.5% |
| マイゴールドパートナー | |
| 純金積立残高 | 1.85675g(2026年3月7日時点) |
| 純金平均取得価額 | 20,893円/g(2026年3月7日時点) |
| 純金参考損益 | +13,980円(2026年3月7日時点) |
| 現在の金相場 | 28,735円/g(2026年3月7日時点) |


2. 「優待廃止」の真実:一般株主と私で何が違うのか
今回の発表を正確に整理すると、廃止されたものと継続されるものが明確に分かれている。
| 優待内容 | 廃止前 | 2026年7月以降 |
|---|---|---|
| 金・地金売買優待 | あり(1株〜) | あり(お得意様優待として継続) |
| 金貨購入優待 | あり(1株〜) | あり(名称変更して継続) |
| 観光坑道無料招待 | あり | 廃止(一般株主向け) |
| カレンダー | あり | 廃止(一般株主向け) |
つまり廃止されたのは「観光坑道の無料招待」と「カレンダー」という現物優待だ。
マイ・ゴールドパートナーのサービス利用者には、金・地金売買優待と金貨購入優待が「お得意様優待」として名称を変えて継続される。
3. 1株・2,200円で手にした「永続通行証」の中身
継続されるお得意様優待の具体的な内容は以下の通りだ。
①マイ・ゴールドパートナーご優待
- 金・プラチナ:購入、市場売却受託サービス時に1gあたり5円優待(消費税抜)
- 銀:購入、市場売却受託サービス時に1kgあたり100円優待(消費税抜)
②金地金現物売買ご優待
- 金地金:購入・ご売却時に1gあたり5円優待(消費税抜)※金地金売却は三菱ブランドに限る
- 金貨:購入時に1オンスあたり160円優待(消費税抜)※カンガルー・メイプルリーフ・ウィーン金貨ハーモニーの3種が対象、1/10オンスを除く
今の金相場と積立額だと年間1gちょっとしか購入できないが、今後の金相場や積立額の増額などをすれば5円の優待のウェイトは重くなっていく。プラチナ積立も2026.3から再開したのでさらに倍の効果に。2,200円の投資でこの権利を永続的に維持できるのは、純粋な投資効率として異常値だ。
4. 「自分株式会社」の視点:3段構えの資産防衛
この1株が生み出す価値を整理すると、3層構造になっている。
第1層:インカムゲイン(配当) 年間100円見込み、配当利回り約4.5%。銀行預金と比較すれば圧倒的な差だ。
第2層:コモディティへのアクセス権(優待) 金・プラチナ・銀・金貨の購入・売却時に永続的な手数料割引。実物資産への投資コストを恒久的に下げる権利だ。
第3層:インフレヘッジ(金そのもの) 円安・インフレが進む局面で、実物資産である金へのアクセスを低コストで維持できることは、長期的な資産防衛として機能する。
2,200円の投資で、この3層を手に入れた。
5. なぜ「解像度の低い投資家」は売ったのか
今回の「優待廃止」報道を受けて、失望売りが出た可能性がある。
しかし解像度を上げて情報を整理すると、廃止されたのは観光坑道とカレンダーという非金融的な優待だ。結果として、金融的な価値のある優待、つまり金・地金の売買優待は継続される。配当による株主還元に注力するのであれば入場料やカレンダーをもらうより個人的には喜ばしい。
「廃止」という言葉だけに反応して手放すのは、解像度の低い判断だ。ハガキという一次情報を手にした私は、この銘柄を手放す理由が見当たらない。
6. 今後の執行方針
この株に売却の二文字はない。
配当利回り4.5%を享受しながら、金・地金売買の永続優待を維持し続ける。純金積立との組み合わせで、実物資産への投資コストを最小化する戦略だ。
買い増しについては、株価の動向を見ながら検討する。ただし現時点では1株で十分な権利を確保できているため、急ぐ必要はない。
※追記:今から買っても遅いかもしれない
このハガキは、制度変更の荒波を越えて届いた「既存ホルダーへの招待状」だ。今から1株買っても、同じ優待が受けられるかどうかは確認が必要だ。投資とは、解像度を上げて「まだ誰も気づいていない、あるいは軽視している時」に動いた者だけが、後からこうした特権を享受できるゲームなのだ。
「廃止」を「継続」に変えた一次情報の力
解像度を上げれば、ニュースの見え方が変わる。
「優待廃止」という表面の情報だけを見れば失望で終わる。しかし配当による株主還元に注力するという方針と廃止される優待内容。後日届いたハガキを読み、自分の保有状況と照合すれば、「私の優待は継続される」という事実に辿り着く。
2,200円、1株。この小さな投資が、金投資への永続的なアクセス権を生み出している。
「自分株式会社」の資産公開シリーズ、次回もNISA成長投資枠における個別株記事の執行報告を予定している。
⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の投資記録であり、特定の銘柄・サービスを推奨するものではありません。優待内容は変更になる場合があります。最新情報は三菱マテリアル公式IRをご確認ください。投資は自己責任で行ってください。



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