オルカン積立前に読んだ。富裕層が実践する分散投資の現実|1年100読書:23冊目

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5月からオルカンを積む予定の私が、このタイトルに惹かれた

「世界の新富裕層はなぜ『オルカン・S&P500』を買わないのか」

5月から毎月3万円のオルカン積立を計画していた私には、無視できないタイトルだった。

1年100読書、23冊目は宮脇さき著『世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか』だ。

結論を先に言う。オルカン積立はこのまま続ける。ただし本書を読んで、自分のポートフォリオに足りない視点が見えた。


1. 富裕層レベルに達していないと縁が薄い内容が多い

正直に言う。本書の第4章「超レバレッジ投資」や第3章のアッパーマス以上向けのポートフォリオ戦略は、現在レベル1の私には縁が遠すぎた。

不動産×低金利ローン、海外不動産、アート投資。これらは資産が一定水準に達してから初めて現実的な選択肢になる。「富裕層がやっていること」を知識として持つことは意味があるが、今すぐ実践できる内容ではない。

本書の価値は第1章・第2章・第5章に集中している。


2. 約10年に一度の暴落という前提

本書が繰り返す主張がある。市場は約10年に一度のペースで大きく暴落する。「これからも同じように上がり続けるはず」は都合の良い期待だということだ。

2030年前後に大きな調整が来る可能性を想定すると、今から現預金を積み上げておく意味がある。暴落時に「買い向かう」ためのキャッシュポジションとして、総資産の10〜20%を目安にする。

現在の自分株式会社の現預金比率を確認すると、まだ十分ではない。リボ完済後の余剰資金をキャッシュとして積み上げることを優先する必要がある。


3. 私がすでに持っているものの再確認

本書が推奨する「ハードアセット」の中で、すでに保有しているものがある。

金(ゴールド)は三菱マテリアルでの純金積立を継続中だ。暗号資産はBTC・ETHを保有している。どちらもインフレヘッジとしての意味を持つ資産だと再確認できた。

一方で不動産は現実的にハードルが高い。本書が代替案として示すREITは検討の余地がある。株式一極集中を避けるアセット分散として、少額から始めることを考えている。


4. Coast FIREという概念

第5章でFIREの種類が整理されている。

Lean FIRE(極限の節約でFIRE)、Fat FIRE(余裕のあるFIRE)、Barista FIRE(副業を続けながらのFIRE)、そしてCoast FIRE

Coast FIREとは、若いうちに十分な資産を積み上げ、あとは複利に任せて「海岸線を流れるように」リタイアを待つ戦略だ。追加の積立なしでも目標額に到達できる状態を作ることが目標になる。

12時間拘束の今は辛い。しかし今のNISA積立・iDeCo・純金積立を継続することが、Coast FIREへの最短ルートだという確信が強まった。


5. 富裕層の習慣15から今すぐ取り組めるもの

資産額は届かなくても、習慣は今日から真似できる。本書が挙げる15の習慣のうち、今すぐ実践できるものを整理した。

すでにやっていること

  • 金・ビットコインなど実物資産の保有
  • キャッシュフローを意識した投資(配当バディの積み上げ)
  • 固定費の見直し

これから取り組むこと

  • 8時間睡眠の確保(12時間拘束の中で最も難しい)
  • ポモドーロ・テクニック(ブログ執筆・税理士試験の耳学に適用)
  • 現預金を総資産の10〜20%に積み上げる

「小さな節約をしない」という項目も興味深かった。100円のコーヒーを我慢するより、収入を増やす・資産を育てる方に時間とエネルギーを使うべきだという発想だ。


6. 感想:オルカン積立は続ける。ただし視野を広げた

読み終えて、投資戦略の方針を微調整することにした。

オルカン3万円の積立はCost FIREへの土台として継続する。それに加えて、暴落に備えた現預金の確保を急ぐ。REITでのアセット分散は少額から検討を始める。

「常識に縛られない」という本書のメッセージは理解できる。しかし今の私のレベルではオルカン積立は依然として合理的な選択だ。本書は「オルカンを否定する本」ではなく「オルカンだけで安心するな」という本として読んだ。

富裕層の入口であるアッパーマス層(資産3,000万円)まで、まだ距離がある。でも今日植える種が10年後の森になる。

【紹介した本】 『世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか』宮脇さき 著

目標の年間100冊まで、あと77冊。


⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の読書記録・感想です。書籍の内容については原著をご確認ください。投資は自己責任で行ってください。


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