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1年間、机を片付けようと思い続けている
1年100読書、47冊目は堀田秀吾著『疲れ切った人のための勉強法』だ。
机の上を片付けて勉強や作業できる状況にしなければと1年くらい思い続けている。片付けられないのは意志が弱いからではなく、片付けという「選択と決断」に使う脳のエネルギーが残っていないからだという本書の説明に、腑が落ちた。
本書の「体力レベル別勉強法」で確認すると、毎日「かなりきつい」状態だ。お酒を減らすとか体力の回復を考えないといけない。40歳を過ぎて体力の衰えをひときわ感じる。
1. 社会人の96%は勉強時間0分
本書の冒頭に驚く数字がある。
「社会人の96%が勉強時間0分」だという。つまり1分でも勉強すれば上位4%に入れる計算になる。
1日1冊の読書まとめが昼休みに定着している。最近は1冊読むのに3日くらいかかるが、それでも継続している。上位4%の水準はすでに満たしているという逆説的な安心感があった。
2. 疲れた日にやっていい勉強・やってはいけない勉強
本書の核心はここだ。
やってはいけない:考える学習 難しい問題を解く・暗記を詰め込む・新しい概念を理解しようとする。これらは脳のエネルギーを大量に消費する。
やっていい:なぞる学習 テキストを眺める・音声を聴くだけ・イラストだけ見る。これらは脳を疲弊させずに知識を染み込ませる。
「机の上にテキストを置くだけで成績が変わる(偶発学習)」「毎日チラ見するだけで難しいものが読める状態になる(単純接触効果)」という研究結果が紹介されている。
3. 聴くだけ勉強が科学的に正しかった
本書の第3章に「読むと聴くで理解度に差はない」という研究結果が紹介されている。
通勤・移動時間に音声受講をこなすルーティンは、脳を疲弊させずに知識を積み上げる科学的に正しい方法だという確認ができた。「家事・散歩の30分が1日で一番おいしい学習時間」という言葉も通じるものがある。
4. 体力レベル「かなりきつい」日の対応
本書の第9章「体力レベル別回復する勉強法」が実用的だった。
「かなりきつい」日にできることとして挙げられていたのは以下だ。
- テキストを視界に入れるだけ
- 音声を流しながら横になる
- 寝る前5分に今日覚えたことを2〜3個思い出す
寝る前の「ゆる復習」は、復習より「思い出す行為」の方が2倍記憶に残るという研究に基づいている。しかも続く睡眠が記憶を整理・保存してくれるため、疲れた日こそ寝る前の5分が最もコスパの良い勉強になるという逆説だ。
5. 「休む」は最もコスパのよい勉強だ
本書の第7章が印象的だった。
「何もしない休憩」「静かに目を閉じているだけ」が記憶の固定化に有効だという研究が紹介されている。勉強の後にすぐスマホを見ると、この記憶の固定化が妨げられる。
コーヒーナップ(カフェイン入りを飲んでから15〜20分昼寝)という方法も紹介されている。昼休みのスキマ時間に使えそうだ。
感想:次は休養の本を読んでみる
体力の衰えを自覚している今だからこそ、休養・睡眠に関する本を次に読んでみたいと感じた。
本書を読んで「机が片付かなくても、音声を聴くだけでいい、チラ見するだけでいい」という許可が降りた気分だ。
【紹介した本】 『疲れ切った人のための勉強法』堀田秀吾 著 👉
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⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の読書記録・感想です。書籍の内容については原著をご確認ください。










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