「ずる賢く生きろ」は刺さらなかった。でも1つだけ使える視点があった|1年100読書:24冊目

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正直に言う。あまり刺さらなかった

1年100読書、24冊目は佐野Mykey義仁著『ずる賢い人のための億万長者入門』だ。

「感情を捨てろ」「日本は捨てる一択」「好きなことを仕事にするな」。強い言葉が並ぶ本だ。しかし読み終えて、正直なところあまり刺さらなかった。

理由は一つだ。前提が自分の状況と合わなかった。本書が想定する読者は「今すぐゲームを変えたい、移住や起業も視野に入る」という人だと思う。12時間拘束のサラリーマンで、今は1株ずつバディを積み上げている段階の私には、射程外の話が多かった。

ただし一つだけ使える視点があった。それだけ書いておく。


1. 資本主義の4つのゲーム

本書が示す資本主義の構造は整理として面白い。

①投資ゲーム(経営資源を使うゲーム)、②アイデアゲーム(ブルーオーシャンを見つけて出し抜くゲーム)、③競争ゲーム(レッドオーシャンを物量でぶち抜くゲーム)、④心理学のゲーム(人の心理をコントロールするゲーム)。

本書は③競争ゲームを避けよと言う。物量で戦うのは最も勝率が低いと。

ブログに当てはめると、大手が揃うジャンルで正面突破を狙うのは競争ゲームだ。税務知識×リボ脱出体験という組み合わせは、誰もパクリきれないアイデアゲームの領域に近い。この視点は使えると思った。


2. 刺さらなかった章

第4章「脱・日本」は日本に居続ける選択をしている私には参考にならなかった。「合理的に考えれば日本は捨てる一択」という主張は理解できるが、今の自分の選択肢にはない。

第3章の「感情ゼロで動け」「愛着がないと頭は超高速で回り出す」という主張も、理屈はわかるが実感を持って読めなかった。投資の配当バディに愛着を持っていることが自分株式会社の継続動機になっている私には、感情ゼロの運用が正解とは思えない。

前作『サイコロジー・オブ・マネー』が「合理的より腑に落ちる方法を選べ」と言っていたことと真逆の主張だ。どちらが正しいかは、自分のスタイルで判断するしかない。


3. 唯一使える視点:減点思考(デューデリジェンス)

第2章の「絶対に120点をつけてはいけない」という主張は実用的だった。

投資先や自分の計画に対して、あえて悪口を言う勢いで弱点を洗い出す。これが本書の言うデューデリジェンス(減点思考)だ。

FiNANCiEで大損したのは、仕組みを理解せずに120点をつけて飛び込んだからだ。リボ払いにハマったのも、月々定額という仕組みに120点をつけて使い続けたからだ。弱点を先に見つける習慣は、バビロンの黄金法則④「自分が理解していない商いに投資するな」と同じことを別の言葉で言っている。


4. ブログに当てはめた感想

本書を読んで改めて気づいたのは、NDOHというブログが競争ゲームに入り込まないように設計できているということだ。

「40代・リボ脱出・税務知識×投資実践」という組み合わせは、大手メディアがカバーしにくい一次情報だ。本書の言葉を借りれば、これはアイデアゲームの入り口にある。

全部刺さらなくても、一つ使える視点があれば本の価値はある。今回はそういう読書だった。


感想:「ずる賢さ」より「続けること」の方が今は重要

「ゲームの構造を知るだけで億万長者IQは上位5%に入る」というキャッチーな主張は面白い。しかし今の私がやるべきことはシンプルだ。

オルカンを積み続ける。バディを1株ずつ増やす。ブログを書き続ける。税理士試験の勉強を続ける。

ずる賢く立ち回るより、地道に続けることの方が今は重要だという結論になった。

【紹介した本】 『ずる賢い人のための億万長者入門』佐野Mykey義仁 著 👉

目標の年間100冊まで、あと76冊。


⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の読書記録・感想です。書籍の内容については原著をご確認ください。


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