【PR】本記事はアフィリエイト広告を含む場合があります。 本記事は筆者個人の読書記録・感想であり、特定の投資商品・サービスを推奨するものではありません。
NISAはずっと含み損で、慣れてしまった
1年100読書、37冊目は上野ナツ著『これが本当の高配当株の現実 お金のなる木の育て方』だ。
正直に書く。NISAはずっと含み損で、慣れてしまった。
投資効率だけを考えればオルカン100%が正解かもしれない。しかしキャピタルゲインだけだと精神的にも経済的にも辛い。いかに退場しないで続けられるかに重点を置くなら、インカムゲインを組み合わせる理由がある。「含み益は幻」と言われるくらいだから。
1. デメリット:高利回りの罠と減配リスク
本書が正直に書いているデメリットから始める。
カバードコールETFや超高配当ファンドの罠
利回り10%のカバードコールETF、利回り20%の超高配当アクティブファンドなど、世の中には分配金を出しすぎて基準価額(元本)が削れる商品がある。自分が理解できないものには手を出さない。カバードコールもローテーションもよくわからないものは避ける。
ナンピンの難しさ
買い増しやナンピンは大体そのあともっと下がる。判断が難しい。本書もナンピンは慎重に扱うよう書いている。
2. 配当管理アプリでモチベーションが上がる
本書が「暴落時にこそ輝く配当金の強み」を説いている章が刺さった。
配当管理アプリで年間の配当予想が増えてくるとモチベーションが上がる。含み損でも配当は現金として振り込まれる。これが「退場しないで続ける」ための精神安定剤になっている。
キャピタルゲインは売却するまで数字に過ぎない。インカムゲインは確定した現金だという対比は、前回読んだ『激・増配株投資入門』の「配当収入こそリアル、含み益は幻」と完全に一致する。
3. 単元未満株(1株投資)で退場しない仕組みを作る
本書のPART2に「単元未満株の活用」という項目がある。
単元株(100株)分が貯まるまで待っているといつまでも買えない。単元未満株(かぶミニ・S株)なら1株から買える。株主優待はもらえないが、継続保有期間はカウントされる。配当利回りも変わらない。
青山商事を1株から積み上げて9月末100株を目指しているのもこの考え方と一致する。
4. 自分のポートフォリオをFIREの種類で整理する
本書にFIREの4種類が整理されている。
| 種類 | 難易度 | 内容 |
|---|---|---|
| Fat FIRE | 高 | 莫大な資産・本来のFIRE |
| Side FIRE | 中 | 資産収入+事業所得 |
| Lean FIRE | 中〜低 | 最低限の資産・支出を合わせる |
| Coast FIRE | 低 | 老後のための投資が不要になった状態 |
マイナスからスタートした40代に億り人の体験談はあまり参考にならない。現実的な目標はCoast FIREだ。老後のための投資が必要なくなった状態まで持っていくことが当面のゴールになる。
5. 現在のポートフォリオを本書で整理する
本書のコア・サテライト論に照らして現状を整理した。
コア(キャピタルゲイン狙い) オルカン・FANG+を毎月積み立て。長期の世界経済成長を取り込む。
サテライト(インカムゲイン狙い) 楽天SCHD・国内REIT・国内高配当株ETF・外国債券ETF・個別株バディに分散。今もらえる配当・分配金が継続のモチベーションになる。
NISAの非課税枠を埋めるだけでも結構大変だ。焦らず積み上げる。
感想:投資効率よりも続けられる仕組みを優先する
本書は高配当株投資の現実を正直に書いている。超高利回り商品の罠・ナンピンの難しさ・外国税という見えないコスト。これらを理解した上で「それでも高配当株を混ぜる理由」を自分の言葉で持てるようになった。
いかに退場しないで続けられるか。これが今の自分の投資における最優先事項だ。
【紹介した本】 『これが本当の高配当株の現実 お金のなる木の育て方』上野ナツ 著
目標の年間100冊まで、あと63冊。
⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の読書記録・感想です。書籍の内容については原著をご確認ください。投資は自己責任で行ってください。









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