【PR】本記事はアフィリエイト広告を含みます。 本記事は筆者個人の読書記録・感想であり、特定の投資商品・サービスを推奨するものではありません。
「いくら貯まれば安心か」の答えがここにあった
前作『JUST KEEP BUYING』で「ただ買い続けろ」と背中を押してくれたニック・マジューリが、今度は「お前は今、階段の何段目にいるのか」を突きつけてきた。
1年100冊読書、21冊目はニック・マジューリ著『THE WEALTH LADDER 富の階段』だ。
リボ払いの完済が見えてきた今の私にとって、本書は「自分株式会社」の現在地を確認するための地図だった。
1. 富の階段:6つのレベル
本書は資産額によって人生の戦略が変わると説く。
| レベル | 資産額(目安) | 戦略 | 得られる自由 |
|---|---|---|---|
| レベル1 | 150万円未満 | 生存戦略 | なし |
| レベル2 | 150万〜1,500万円 | 教育&スキル戦略 | 食料品の自由 |
| レベル3 | 1,500万〜1億5,000万円 | 投資戦略 | レストランの自由 |
| レベル4 | 1億5,000万〜15億円 | 起業戦略 | 旅行の自由 |
| レベル5 | 15億〜150億円 | 事業拡大戦略 | 住居の自由 |
| レベル6 | 150億円以上 | 資産防衛戦略 | 影響力の自由 |
現状の私はレベル1だ。レベル3を目指しているが、レベル3の範囲が「1,500万〜1億5,000万円」と幅が広い。レベル4以上は正直まったく縁がなさそうで、頭にも入ってこなかった。
2. 衝撃の「0.01%ルール」:自由に使える金など、ほぼない
本書で最も刺さったのが「自由に判断できる金額は資産の0.01%まで」というルールだ。
- レベル1(資産150万円)→ 自由に使えるのは150円
- レベル2(資産1,500万円)→ 自由に使えるのは1,500円
- レベル3(資産1億5,000万円)→ 自由に使えるのは15,000円
コンビニで新作スイーツを迷わず買う。それだけでレベル1の「自由の枠」は消し飛ぶ。
お金が貯まらない理由が、これで説明できる。資産レベルに見合わない「自由」をエゴでむさぼっていたからだ。「人間の所有物の中で最も高くつくものは自分のエゴだ」という言葉が重い。
本書はさらに「節約より収入を上げることの方が重要」とも言う。支出を削るより収入を増やす方が効率的だという主張だが、収入を増やすことの難しさは12時間労働の身には痛いほどわかる。だからこそレベル2のスキル戦略が重要になる。
3. 現在地:レベル1「生存戦略」の卒業が見えてきた
レベル1の課題は「支出の節約」ではなく、借金のコントロールと収入の向上だ。
リボ払いの完済が見えてきた。これがレベル1における最大の前進だ。リボ利息を毎月払い続けていた頃は、レベル1どころかマイナスの地点にいた。あの利息は「未来の自分への搾取」だった。
本書を読んで気づいたのは、レベル1の真の問題は支出ではなく時間とお金の使い方だということだ。12時間労働という制約の中で、その時間をどう使うかが次のステージへの鍵になる。
4. 次の目的地:レベル2「教育&スキル戦略」
レベル2で最も重要なのはスキル習得だ。本書はこう言い切る。
「今日学べば、永遠に稼げる」
教育は株式や債券より優れた資産だという主張は、税理士試験の耳学を続けている私には刺さる言葉だ。12時間労働の隙間に講義音声を聞くのは、株式投資以上にリターンの高い自己投資かもしれない。
仕事の選び方として「得意なこと・興味があること・人がお金を出してくれること」の3つが示されている。ブログは得意で興味がある。お金を出してもらえるかはまだわからない。でも「あきらめずに続けること」が本書の答えだ。
「レベル2でキャリアに集中しない人は経済的な意味で罪に等しい」
これは耳が痛い。しかし裏を返せば、今集中することで確実に階段を登れるということでもある。
5. レベル3への道:4種のレバレッジを育てる
お金を稼ぐために働くのではなく、お金に働いてもらう。そのために本書が示す4つのレバレッジがある。
| レバレッジ | 現状 |
|---|---|
| ①労働力 | 12時間労働(稼働中・限界値) |
| ②資本 | NISAでの1株投資・積立(育成中) |
| ③コンテンツ | このブログ(継続中) |
| ④コード | 未着手 |
レベル3への道は「ジャスト・キープ・バイイング」+副業・少額投資だ。NISAの積立とブログの継続が、今の私にできる最善の組み合わせだ。
6. 感想:レベル3の範囲が広すぎる問題
読んでいて正直に思ったのは、レベル3の範囲が1,500万〜1億5,000万円と幅が広すぎるということだ。1,500万円と1億5,000万円では全く違う世界のはずだが、同じ「投資戦略」に括られている。
またレベル4以上はアメリカと日本の環境の違いもあり、起業や事業拡大という戦略はイメージすら湧かなかった。凡人が現実的に目指せるのはレベル3の入口まで、というのが率直な感想だ。
それでも「自分は今レベル1にいる」という現在地の確認ができただけで、本書を読んだ価値はあった。階段は一段ずつしか登れない。今日のリボ完済が、明日のレベル2への足がかりになる。
レベル3の広大な平原を駆け抜けるには節約だけでは足りない。NISAのバディたちへの積立を続けながら、複数の収入源を育てていくしかない。→[3月権利確定バディ報告はこちら]
まとめ:貸借対照表に載らない資産を磨く
富の階段は資産額だけで測れない。本書の最後が示す「4つの富」が印象的だった。社会的な富、精神的な富、身体的な富、そして時間的な富。時間は「これ以上増やせない唯一の富」だ。
12時間労働という不便を、ブログというコンテンツに変える。読書という知識を、投資判断の精度に変える。これが貸借対照表に載らない資産を磨くということだ。
レベル3以上の景色はまだ見えない。でも今日も帆を一針縫い続ける。
【紹介した本】 『THE WEALTH LADDER 富の階段』ニック・マジューリ 著 👉
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⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の読書記録・感想です。書籍の内容については原著をご確認ください。



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