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12時間労働では情報の即時性を確保できない
1年100読書、33冊目はkenmo著『5年で1億貯める株式投資』だ。
デメリットから書く。本書の手法は「決算発表後のPTSチェック」「新高値銘柄のスクリーニング」「ザラ場内の値動きのチェック」を要求する。12時間拘束の身では物理的に難しい部分がある。
また「マイナス8%で機械的に損切り」というルールは、感情を持つ人間には極めて難しい。コツコツ積み上げた資金を投じる際に、この決断を迷えば致命的になる。
再現性のハードルは正直に言って高い。
本書の4つの投資法
著者は資産規模に応じて手法を切り替える戦略を取っている。
300万円→3,000万円:新高値ブレイク投資
年初来高値・昨年来高値を更新した「新高値」銘柄をスクリーニングして株高の初動に乗る。1〜3銘柄への集中投資で短期間に資産を増やす手法だ。「分散投資では短期間にまとまった資産は作れない」という主張が核心になる。
3,000万円→5,000万円:株主優待受給投資
8〜9月に株価が安い時期に優待株を買い、2〜3月の株価が高まったところで売る。あくまでキャピタルゲインが目的で、長期分散保有はNGと明言している。
5,000万円→1億円:新高値ブレイク+ROE投資
ROE10%以上の企業という条件を加えて精度を上げる。
忙しいビジネスパーソン向け:決算モメンタム投資
PTSの夜間取引「株価上昇率ランキング」をチェックして、決算翌日から1週間以内に分割購入する手法だ。夜間のPTSに集まる感度の高い個人投資家の動きを参考にする発想が面白い。
私の現状に当てはめると
今の資産規模は300万円以下だ。本書のロードマップでは「300万円×1銘柄・150万円×2銘柄・100万円×3銘柄」という集中投資フェーズにあたる。
しかし現時点では5月からのオルカン積立・NISA・iDeCoという守りを固めている段階だ。集中投資に回せる余剰資金はまだない。
本書のPART10「株で損する人の5つの特徴」が刺さった。
- 自分を過信する
- 損切りしない
- 計画外のナンピン買いをする
- 大暴落に備えない
- 自分で考えない・勉強しない
イオン株を優待目的で買って含み損を抱えたのは「計画外のナンピン」と「損切りしない」に近い。本書を読む前に実践していた失敗だ。
優待クロス取引への言及
PART3に優待クロス取引への言及がある。楽天証券で「らくらく優待取引」が実装されたときに逆日歩で損した人が結構いた。優待クロスをコスト計算せずに使うリスクへの警告だ。
感想:今は守りを固める時期だが武器として知っておく
本書の手法を今すぐ実践するのは難しい。リソース(時間・資金・情報収集力)が足りていない。
ただし武器として知っておくことに価値はある。決算短信の読み方・PTSの活用・ROEの見方は、今の個別株バディ選定にも応用できる視点だ。
守りのコアを固めながら、少額で「目利き力」を養う。それが今の自分株式会社にできることだ。
【紹介した本】 『5年で1億貯める株式投資』kenmo 著
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⚠️ 免責事項 本記事は筆者個人の読書記録・感想です。書籍の内容については原著をご確認ください。投資は自己責任で行ってください。











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