『努力の地図』感想。税理士試験はエスカレーション・オブ・コミットメントだった|1年100読書:60冊目

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そもそも今、何かに努力しているのか

1年100読書、60冊目は荒木博行著『努力の地図』だ。

読みながら、そもそも今自分は何かに対して努力をしているのかどうかを考えた。


1. 努力は4階建ての建物

本書は努力を「量の努力」「質の努力」「設計の努力」「選択の努力」の4階建てに分類する。1F・2Fが直接の努力、3F・4Fが間接の努力にあたる。

年収を高めるための努力という点で見ると、40代という年齢もあって1F(残業を重ねる)・2F(効率性を高める)といった直接の努力はしんどい。今は3F(副業など新たな稼ぎ方を考える設計の努力)の段階にいる気がする。


2. 税理士試験はエスカレーション・オブ・コミットメントだった

本書は9つの努力神話を紹介している。その中の「ホッケースティック型神話」の章で、「エスカレーション・オブ・コミットメント(ここでやめたらいままでの努力が無駄になる)」という心理的傾向が出てくる。

税理士試験は、もうこのエスカレーション・オブ・コミットメントの状態なのだと思う。10年以上続けている以上、途中でやめるという選択肢が心理的に取りにくくなっている自覚がある。


3. 9つの努力神話のうち刺さったもの

自販機型・ガチャガチャ型・農業型・階段型・ホッケースティック型・予選本選型・空型・職人型・宝くじ型という9つの神話が紹介されている。

どれか一つが正しいというより、状況によってどの神話で自分の努力を捉えているかが変わるという整理が納得感があった。税理士試験はホッケースティック型(閾値を超えると一気に伸びる)として捉えているからこそ、ここでやめられないのだと思う。


感想:設計の努力の段階にいる自覚

直接の努力がしんどい年齢になった今、副業や税理士試験のような「設計の努力」の段階にいるという自覚を持てたのは収穫だった。

税理士試験については、エスカレーション・オブ・コミットメントに飲まれているだけなのか、本当にホッケースティック型の閾値が近いのか、正直まだ判断がつかない。

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